「iPhone5」参入の衝撃
日経BPが報じた『KDDIが今秋に発表されるアップルiPhone5の国内販売を行う!』という衝撃記事でネット上で様々な憶測が飛び交い、株式市場にも大きな影響を与えている。 記事によれば、KDDIは既にアップルとの販売契約締結は完了しており、年内11月にも販売を開始する準備を整えているとのことだが、これは真実なのか? それとも誤報か?
旧800MHz帯から新800MHz帯への切り替え問題
通信規格が「CDMA2000」と「W-CDMA」と異なるが、KDDI(au)とドコモは通信に800MHz帯と2GHz帯を利用している。 一方、ソフトバンクモバイルには800MHz帯が与えられておらず、2GHz帯のみに依存している。 800MHz帯は広域カバーに優れている周波数帯なので、それを持たない
『ソフトバンク携帯がつながりにくい』とされている。

多くのiPhoneユーザーが
『電波がよくなるなら乗り換えたい』と考えているのは事実で、KDDI(au)に乗り換えれば「iPhone5」を快適に利用できるのではと期待しています。 本当に、ソフトバンクモバイルよりも
「電波がよくなる」のだろうか?………….実はそんなに簡単ではない!
KDDI(au)は、現在のところ国際規格と異なる
上り下りが逆転した800MHz帯(旧)と
国際規格の800MHz帯(新)と
2GHz帯のトライバンドで運用しており、au携帯の最新機種はトライバンド対応となっている。 進捗状況は公表されていませんが、800MHz帯を国際規格に合わせるための新旧切り替え作業が逐次進められており、その作業の完了予定は
来年の夏(2012年7月23日)となっている。 一方、iPhone 5では国際規格の800MHz帯と2GHz帯が利用可能で、逆転しいる旧800MHz帯は使えません! 従って、800MHz帯の切り替えが十分に進んでいない地域では、iPhoneの通信をもっぱら
2GHz帯に依存しなければならない状況です。 ところが、
KDDI(au)の2GHz帯基地局はソフトバンクに比べて数が少ないので、そのような状況では通信環境が改善するどころかソフトバンクモバイルよりも繋がりにくいという可能性が大きい。
おそらく、携帯電話シェアーでソフトバンクに追いつめられているKDDI(au)が、復活の切り札としてCDMA版iPhone 5販売に向けてAppleと水面下で交渉を進めているのは事実であろうと思いますが、今年中の参入は地雷を踏むような「最悪のタイミング」! 通信品質を維持するためにも投入時期は800MHz帯の切り替えがある程度進んだ時期(早くとも来春)を計画しているのではないかと推測します。 いずれにしろ、ユーザーに選択肢が増えるのは喜ばしいことですので、アップルからの正式発表(10月5日?)を楽しみに待ちましょう! 今回の情報漏洩で交渉自体が白紙に戻るようなことになるかもしれませんけどね〜(笑)
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KDDI、「iPhone5」参入の衝撃(日経ビジネス9/22)
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