特定保健用食品の実態!
平成11年に厚生省より、「体に脂肪がつきにくい食用油」として初めて特定保健用食品の許可を受けた花王「健康エコナクッキングオイル」に、体内で発がん性物質になる恐れがある成分が高濃度に含まれていることが判明! 花王は、エコナ関連商品の出荷停止ならびに販売自粛すると発表!
通常の植物油の主成分は、1分子のグリセリンに3分子の脂肪酸がエステル結合した
トリアシルグリセロール (triacylglycerol, TAG)だが、花王エコナの主成分は2分子の脂肪酸しか含まれない
ジアシルグリセロール (diacylglycerol, DAG)なので、通常よりも
「脂肪がつきにくい」とされ、特定保健用食品の許可を受けている。

今回問題となっているのは、人工的に
ジアシルグリセロール (DAG)を合成した後の脱臭行程で副産物として生じる
グリシドール脂肪酸エステルが、花王エコナには高濃度に存在し、体内に取り込まれた後に、代謝過程で遺伝子を傷つけてガン細胞を発生させる強力なイニシエーション作用の
グリシドール(Glycidol)に変化すると指摘されたことなのだ! エコナの主成分の
DAG自体が、動物実験から発ガンを促進するプロモーション作用があるのではないかとも疑われているので、実態は
「特定保健用食品」ではなく
「発ガン促進食品」が販売されていたことになる!
花王側は、エコナの主成分の
DAGに発ガン性を示す明確な証拠がないとしており、今回問題となっている副産物
グリシドール脂肪酸エステルに関しては、含有濃度を下げる対策を実施して、エコナ関連商品の再販売を計画しているようです! 厚生省の
「特定保健用食品」の認可ってかなりいい加減なものなんですね〜 さて、新政権の消費者行政担当大臣に就任した社民党の福島瑞穂氏がこの騒動にどんな対応をするのか注目しましょう! いずれにしろ、花王エコナが再販売されても消費者からそっぽを向かれるのは確実ですから、花王は撤退せざるを得ないことになりそうです............
【追記】:福島瑞穂大臣が、エコナの「特保」認定を取り消す可能性を示唆!
◎
「エコナ」出荷停止 発がん物質に変わる恐れある成分(朝日9/16)
◎
エコナ関連製品の一時販売自粛について(花王9/16)
◎
ジアシルグリセロール(DAG)(高濃度にDAGを含む食用油等に関連する情報/食品安全委員会)[PDF]
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