新型インフルエンザへの免疫獲得
豚由来の新型インフルエンザが日本に上陸し、関西圏や関東圏で感染者が増加している。 マスクが入手困難になるなどの社会的混乱となっているが、現時点では弱毒性なので過度に神経質になる必要はない! むしろ、早めに感染して免疫を獲得し、秋からの第二波の流行に備える方が利口かも知れない!
高校生を中心とした若年層に感染が広がる
「ブタ由来の新型インフルエンザ」に関して、興味深い報告がなされている。 米疾病対策センター(CDC)の研究によると、1957年以前に生まれた中高年層(52歳以上)に
「ブタ由来の新型インフルエンザ」に対する自然免疫が存在するらしいのだ! 説明によると、1918年〜1919年に世界的大流行(パンデミック)を起こしたH1N1型のスペイン風邪(Aソ連型)は、その後も変異を繰り返し毎年流行していたが、1957年以降はH2N2型のアジア風邪(A香港型)が流行の主流となっている。 このため、
1957年以前に、「スペイン風邪由来のH1N1型インフルエンザ」に感染した経験を持つ高齢者はH1N1型への免疫を獲得しているので、現在流行中の「ブタ由来のH1N1型新型インフルエンザ」にもある程度の抵抗力があるという考えです!
「ブタ由来の新型インフルエンザ」が
「若年層に感染発症しやすい」という不可思議は、若年層に
「ブタ由来の新型インフルエンザ」に対する免疫が全くないためだと考えると納得できるものですね! ある程度の免疫がある中高齢者は、感染したとしても重篤化せずに、本人が知らないうちに完治している可能性があります。
◎
新型インフル、1957年以前に生まれた人は免疫あり?(読売5/21)
確実に第二の流行がやって来る!

世界的大流行を引き起こし、多数の死者を出したスペイン風邪は、第一波の流行時よりも第二波の流行で強毒化という変異によって多数の死者を出しています。 しかし、
第一波の流行で感染が広がった地域では、第二波の流行時に他の地域と比べて感染発症者数の増加が少なく、死者も少ないという事実があります。 たとえ、弱毒性から強毒性に変異したとしても、一度獲得した免疫が重篤化を防止しているわけです。
現在、日本政府は
「ブタ由来の新型インフルエンザ」に対するワクチン製造を開始しようとしていますが、今年の秋から冬にかけて確実にやってくる第二波流行にまで間に合うという保証はありませんし、そのワクチンが変異を繰り返す
「ブタ由来の新型インフルエンザ」に有効かどうかも保証されていません!
したがって、現在流行している
「ブタ由来の新型インフルエンザ」に対しては、過度に神経質にならずに、
「早めに感染して免疫をつくる」といったスタンスで対応するのが良いのかもしれませんね! たとえ高額マスクを購入しても、感染は完璧に防止できるわけでもないし、リレンザ&タミフルが有効なのですから気楽に対応しましょう.............ただし、持病を持ち、免疫力が低下しているご老人や乳幼児、妊婦さんなどには充分な配慮が必要ですね!
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