激甘な管理・検査体制
吉野家の牛肉加工工場で、加工前の冷凍米国産牛肉に「特定危険部位」を含む輸入禁止牛肉が発見された。
BSE牛肉への日本の消費者の関心が薄れ、米国からの月齢制限撤廃要求が密かに進行していた状況で、米国と日本政府には実に痛い事件が明らかとなった。
米国National Beef Packing社のカルフォルニア工場で生産された日本向け牛バラ肉700ケースの一部に、輸入が禁止された
「特定危険部位」を含む牛肉が発見されたのだ!
発見したのは、検査機関ではなく、牛丼吉野家の牛肉加工工場で、消費者に提供される直前での発見だった!
米国では、このようなBSE牛肉に対する監視は甘く、牛の全頭検査もしていないし、牛肉加工業者への指導に力を入れているとも思えない。事実、過去にも何度も韓国や日本などの輸出先で
「特定危険部位」を含む米国産牛肉が発見されている。 米国農務省の本音は、
『米国産牛肉は安全だから、小さな事に文句を言わずにジャンジャン輸入しろ!』ってことなので、この意を受けた日本政府も、米国の月齢制限撤廃要求などに応えるべく、輸入牛肉の検査簡略化を進めて来た! まあ、アリバイ的に輸入牛肉の抜き取り検査をやっているようですが、現実は今回のように簡単に監視をすり抜けてしまっているわけです。
今回の混入事件で、日本政府は輸入の全面禁止には踏切らず、
『個別加工施設からの一時輸入停止』に止めている。 米国側は、混入したものは
『日本向けのものではなかった!ミステーク!』といつもの弁明に終始しており、日本も米国も
『安全!問題無し!念のため監視強化!』を繰り返し、根本的な改善は避けて、またまた事件の風化を待っているようです。
今回の事例から、米国は、BSE問題に甘い国には、平気で『特定危険部位』を含む牛肉を輸出していること、『特定危険部位』混入が容易に目視できない危険な牛肉が輸入され日本国内で消費されている可能性が明らかとなった! また、BSE牛肉が日本以外の第三国に輸出され、迂回した加工牛肉製品として日本に輸入されている可能性も否定できませんね!
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