『携帯フィルタリングサービス』狂想曲
少女が携帯の出会い系サイトを通じて巻き込まれる事件の増加に伴い、これまで加入者の任意設定だった『携帯フィルタリングサービス』の利用が、原則として未成年者の携帯電話(新規加入者)に自動的に設定されることになったのは『違法・有害情報からの青少年の保護』を遂行する上で少し遅すぎる感はあるが画期的な規制だ! この規制に対して多くのネットサービス業者がパニック的な状態にある!
これまで提供されていた
『携帯フィルタリングサービス』の利用率は低く、実質的な効果はなかった(形骸化していたのは事実!) しかし、
『携帯フィルタリングサービス』の利用者(新規加入する未成年者)が今後確実に増加することが確実となったことで、これまで若年層のアクセスに依存してきた
『携帯コンテンツ業者』を中心にその対応に右往左往しているのが実情だ!(業績悪化が予想される業者の株価にも影響し始めている!)
現在、ドコモとKDDI(au)は有用・無害サイトだけ閲覧させる
『ホワイトリスト方式』を採用し、ソフトバンクとウィルコムは有害サイトだけを遮断する
『ブラックリスト方式』を用いて
『携帯フィルタリング』を実施している! どちらの方式も大差が無いように思えるが、実際は
『ホワイトリスト方式』では、有用・無害サイト認定が必要なため一般サイトを含めて遮断される確率が高くなっている。 また、健全なサイトとして認定される明確な基準がないために、携帯コンテンツ業者からは
『携帯キャリアー(ドコモやKDDI)による恣意的な判定になりがち』との不満も噴出している!
携帯コンテンツ業者らは、有用・無害サイト認定を第三者機関
『モバイルコンテンツ審査・運用監視機構』に委ねるべくその設立に動いているが、
『健全サイト認定基準』に関しては、各業者の思惑もあり紛糾しているようである。 総務省もコンテンツ業者からの悲鳴に答えるべく、将来的に
『ブラックリスト方式』への統一を働きかけているようだ!(業界からの突き上げで、
『規制しろ!』→『厳しく規制しないでね〜』とトーンダウン!)
携帯利用者側の反応は、これまた複雑だ! 携帯を利用する子供とその親を対象に、「ポイントオン」がKLabと共同で実施した
『携帯フィルタリングサービスに関するアンケート調査』の結果を見ると、子供の方はアクセス制限されると困るサービスとして
『ブログ』『SNS』『掲示板』が多く、親の方は
『SNS』『ウェブチャット』『掲示板』などを制限すべきだと考えている。 しかし、
子供からアクセス制限解除を哀願されれば、75%の親が『解除』に同意するという『子供に甘〜い親の姿』も浮き彫りになっている(笑) この、親の意向は当然のようにフィルタリングに反映されるはずなので、『一般ブログ』や『掲示板(学校裏サイト、2ちゃんねる)』、mixiなどの『SNS』などが遮断される! まあ、学校裏サイト、2ちゃんねるなどは確定ですが、アダルトコンテンツを容認しているブログサービスや、違法コンテンツを放置しているブログサービスも完全に遮断されるのでしょうな〜(笑)
『携帯フィルタリング』の影響は直ちには現れないでしょうが、2〜3年後には携帯コンテンツ業界、携帯広告業界、携帯アフィリエイト、携帯投稿型ブログを巻き込んだ大きな変化が現れて来るかも知れません!
※『携帯フィルタリング』で遮断されるサイト:不法(違法と思われる行為、違法と思われる薬物、不適切な薬物利用) 、主張(軍事・テロ・過激派、武器・兵器、誹謗・中傷、自殺・家出、主張一般)、アダルト(性行為、ヌード画像、性風俗アダルト検索・リンク集) 、セキュリティ(ハッキング、不正コード配布、公開プロキシ)、ギャンブル(ギャンブル一般) 、出会い(出会い・恋人紹介、結婚紹介) 、グロテスク(グロテスク) 、オカルト(オカルト)、コミュニケーション(ウェブチャット、掲示板、IT掲示板) 、ライフスタイル(同性愛) 、宗教(伝統的な宗教、宗教一般)、政治活動・政党(政治活動・政党) 、成人嗜好(娯楽誌、喫煙、飲酒、アルコール製品、水着・下着・フェチ画像、文章による性的表現、コスプレ)
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